高橋人

ベンチプレス120キロ!高知在住柔道有段者高橋人が語る柔道とブラジリアン柔術の違い

皆さん初めまして。高知ブラジリアン柔術アカデミー一領具足に所属して2年になる青帯、160センチ70キロ、見た目は中村獅童を小さく圧縮した感じと自称する男 高橋人(じん)です。
私は中学~大学まで柔道をしており、段位は三段を保有しています。
元々柔道をしていた私がなぜ一領具足で柔術にハマったのか、また柔道と柔術の違い、格闘技をする上で柔術を選ぶメリットなどをお話していこうと思います。

~柔術との出会い~

前述した通り私は中学~大学まで柔道をしていました。大学では団体戦ではありますが、全国大会にも出場し、各地の強豪たちと戦うことができました。(ほとんど負けましたが)大学を卒業し就職した後、趣味程度に続けていた柔道の練習で事件は起きます。
重量級の選手との練習中、私が背負投に入った際左膝の内側靭帯を断裂してしまいます。
私の不注意で起きてしまった怪我なのですが、職場にも迷惑をかけてしまいそれ以来柔道の練習はあまり行かなくなってしまいました。そこから5年ほど経ち、柔道の練習も年に3、4回ほどしか行っていませんでした。
「そろそろなにか新しく格闘技を初めたいなあ。」そう思っていた頃に出会ったのがブラジリアン柔術、そして一領具足でした。
初めて練習に行った時は、(まあ柔術ゆーても俺柔道やってたし、俺の耳餃子なってるし、そんな負けんやろ。)と完全になめてました。
ところがどっこい、練習をしてみると見たこともない動きをする相手に翻弄され、気がつけば絞め技や関節技をきめられていました。
ちなみに私は柔道経験があったため初めからスパーリングをさせてもらいましたが、初心者の方がいきなりスパーリングをするようなことはありませんのでご安心ください。
それから約2年が経ちますが僕は柔術の奥深さにどっぷりとはまってしまい、行けるときは週に4回ほど練習に行かせてもらうようになりました。

~柔道と柔術の違い~

どちらも胴着を着て立った状態から組み合う競技ですが、そのルールはかなり異なっています。
柔道においては投げる、ということに重点を置き綺麗に相手を投げれば「一本」その場で試合が終了します。また寝技になっても抑え込み20秒、絞め技、関節技で「一本」となるのですが膠着状態になればすぐに「待て」がかかり立った状態に戻されます。そのため柔道の寝技においてはいかに早く展開を作るかがポイントになります。
一方柔術においては立った状態からどちらかが座り込むような形をとり寝技の攻防がメインとなります。綺麗に投げた場合や、抑え込んだ場合でも「一本」にはなりません。「一本」となるのは関節技、絞め技で「まいった(タップ)」を奪った時のみです。寝技での膠着状態で「待て」もないため時間をかけて自分の得意な形を作っていくことがポイントになります。
柔道と柔術における違いは、「柔道は相手を投げることを主に戦いながら寝技になると素早く展開を作り抑え込みや絞め技、関節技を狙い、一方の柔術は寝技がメインとなり時間をかけて有利な体制を作っていき、関節や絞め技での一本を狙う」といったイメージです。陸上で言う短距離走と長距離走のように似ているようでかなり違う競技となります。

~格闘技をする上で柔術を選ぶメリット~

私が思う格闘技をする上で柔術を選ぶメリットは、大きく分けて2つあります。

①怪我のリスクが少ない
前述した通り私は柔道の練習中に左膝の内側靭帯を断裂したことがきっかけで柔道から離れることになりました。これは決して柔道が危ない競技と言っているわけではなく、むしろ安全管理においては田舎の道場にいたるまで徹底されており競技レベルはかなり高いと思います。しかし立っている状態から相手を投げるという競技の特性上、手をついて肘や肩を脱臼したり大きな怪我が発生するリスクがあるのは事実です。これに対して柔術は寝て戦うことが基本のため、大きな怪我に繋がることがほとんどありません。当然リスクが全くないわけではありませんが、柔術を初めてからの2年間で脱臼や靭帯断裂、骨折等の大きな怪我は見たことがありません。怪我をする可能性が低い、というのは競技を長く続ける上でかなり大きなポイントだと思います。

②試合における目標設定がしやすい
柔術においては帯、体重、年齢によって試合区分が分かれています。僕でいえば青帯、30歳、70キロなので「青帯、マスター1、フェザー級」となります。年齢でもマスター1、マスター2、マスター3…と5歳区切りで細かく設定されています。ここまで細かく分けられていれば試合に出場する選手の条件はほぼ同じなので努力した分結果に表れやすく目標設定のしやすい競技だと思います。

~最後に~

ここまで長々とお話させていただきましたが、柔術はやっていて本当に楽しい格闘技です。また何より一領具足というチームの雰囲気が最高にいいと思います。格闘技道場ということで怖いイメージを持つかもしれませんが、「本当に強いひとは優しい」ということが来てもらえばわかると思いますし私もそうなりたいと思い日々練習をしています。
私のように経験があるひとでも格闘技初心者の方でも入門したひとのレベルに合わせて丁寧な指導をしてくれます。
柔術を通して一緒に汗を流し、楽しく強くなりましょう!!

高橋 人

高橋人
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